go_sa_i’s blog

作文は得意な方だった。

音ゲーマー達よ、ちょっと落ち着いて話を聞いてよ

発端はこのツイートです。

『ゲーセンで音ゲーマーを見ているとそのリズム感と反射神経を活かしてピアノやればいいのにって思う。YAMAHAあたりがボタンを鍵盤にしたピアノ型の音ゲーを開発して、楽譜を上から降ってくるタイプにすれば、全国のゲーセンにいる凄腕音ゲーマー達がピアニストとしての才能を開花させると思う。』

このツイートが音ゲーマー達の逆鱗に触れてしまいました。

確かにこのツイートはいくつものツッコミポイントがあると振り返ってみて我ながら思うのわけなんですが本当に各方面から批判の声が上がりました。

僕はただゲーセンで目にも留まらぬ速さで手を動かしている音ゲーマーを見てピアニストみたいだなと思って呟いたわけですが音ゲーマー達の地雷をガンガン踏んでいたみたいです。

 まず最初に僕の知識不足ですでにこのタイプのゲームがあったんですよね、10年以上前に。

『その昔にキーマニというものがあってだな』

これ昨日から音ゲーマーから500回位聞きました。

キーボードマニア↓(略してキーマニ

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しかもYAMAHAが開発に関わっていたみたいなので音ゲーマー達から見たら『このトーシロが!』と思われて仕方なかったと思います。(本当に全く知りませんでした。)実際僕は太鼓の達人を時々ポコポコ叩いたり、ちくパが入ってると聞いてチュウニズムをちょっとやってみたり、手袋はめてやる丸いヤツを嫁とやって楽しーねーとか言ってるその程度のど素人です。

そんな素人が音ゲーやるならピアノ弾けばいいじゃん!と軽口を叩いたらまぁムカつきますよね。

でもちょっと考えてみて下さい。その僕と全く同じ発想で『音ゲーマーにピアノ弾かせたら面白いんじゃね?』って開発されたのがキーマニじゃないんですか?ん?『音ゲーマーはピアノを弾きたいんじゃなくてゲームがしたいんだよ!』ってこれまた100回くらい昨日から聞きましたけど、音ゲーマー皆んな大好きコナミさんがその発想で開発したんですよ!この素人の僕と一緒の発想で!(ここではキーマニがゲーム機として短命だった事は触れません。)

しかもノスタルジアという新作の音ゲーが開発されていると教えて貰ったのでYouTubeで見てみたら『まんまピアノやん!』って思った。 (ほら!僕のツイート見て『俺たちがやりたいのは楽器じゃなくてゲームなんだよ!』憤慨していた音ゲーマーの皆さん!コナミさんとこに殴り込みにいきましょ!)

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あと『そもそも音ゲーと楽器は違うんだよ!』っていう引用RTも250回くらい見ました。

『あなたの言ってる事は格ゲーを出来るなら格闘技もできる。スポーツゲーム出来るならスポーツが出来る、FPSが出来るならサバゲーが出来るって言ってるの同じですよ?』とか『パワプロと野球の位の違いがある』とかの決まり文句を何百回か忘れるくらい聞きました。

ものの例えでそういった極端な表現をしたのだとはわかりますが僕の言ってるレベルは『太鼓の達人が出来るなら和太鼓叩けるだろ』位な感じです、実際イケそうじゃないですか?

現実にグランツーリスモのチャンピオンがプロのレーシングドライバーになるっていうのあったじゃないですか?あれと同じ感覚です。

もっと具体的に『ピアノはただ叩けばいいってもんじゃないんですよ!』とピアノ勢からもそれこそ叩かれましたよ。確かにそうです、ピアノは奏者の感情などを込める事によって聴くものの心が動かされたりしますもんね、とてもわかります。

僕が提案すらリアルピアノ音ゲーは本物と同じく88の鍵盤が並びます。タッチも本物そっくり、もちろんYAMAHAさんに作って頂きます。楽譜はもちろん上から落ちてくるんですけど、その楽譜は著名な感情に訴えてくるタイプのピアニストの演奏をパソコンで読み込ませて作ります。強弱とかも色分けしてフォルテシモなら赤、ピアニッシモなら青みたいな感じで落ちてきます、そしてタッチも伸ばす時は長く押す、もちろんペダルボタンも足にありますのでイスに座ってプレイして下さい。落ちてくる楽譜通り全く同じに弾けばプロのピアニストと同じ音色が奏でられるわけです。(理論上の話ですけど)

もちろんレベルも選べるので簡単に楽しめる曲から高難易度の設定は無限大に広がる事と思います。

キーマニでは2オクターブで難解と言われて結局は消えてしまいました。しかしあれから10年以上経ち音ゲーマー達のレベルも格段に上がっていると思います。音ゲーマーはどんどんレベルが難しい物に挑戦していきますねよ?このリアルピアノ音ゲーの可能性は無限大です。どうですやってみたくないですか?

 

おわり